「筋・末梢神経はOK、記述は難解、必要以上に詳細なところも」 おすすめ度:
投稿日:2008-02-06
医学科や理学療法・作業療法科で解剖学を教えています。筋の起始・停止・神経支配・作用のまとめ、主要な末梢神経の支配はよくまとまっています。触察法の説明は、臨床で働くようになってからも有用でしょう。
しかし、説明文にきわめて難解な部分があります。基礎医学を一通りきちんと学んでいれば、説明内容の意図は推し量れますが、初学者は読んでもさっぱりわからないんじゃなかろうかと、心配になります。また、理学療法・作業療法の仕事内容を考えると、要求される以上に詳細に書かれている部分もあります。脳幹の記述は著者本人もどれだけ理解しているか疑わしいほどで、読んで混乱してしまい、思わず「神経科学–脳の探求–」で勉強し直しました。
付図には、「分担解剖学」の図を引き写したと思われるものが散見されます。
「もしもオールカラーなら」 おすすめ度:
投稿日:2007-05-03
記述は分かりやすく、リハビリのための解剖が記載されている。
神経や筋についてボリュームを割かれている。
逆に言えば、一般的な解剖書で勉強した後にこの本を読むと、
神経や筋領域の記述の秀逸さがよくわかる。
リハビリ関係者でなくとも、ぜひ手にとって検討していただきたい内容。
様々な分かりやすい解剖学書が出回ってる昨今。
できれば、この本もオールカラーであれば・・・。
値段に関しても、オールカラーなら十分納得できるようになるのでは。
「使いたおせる本です。」 おすすめ度:
投稿日:2005-06-24
この本は本当は☆5つにしたいぐらいなのですが、値段を考慮して☆4つにしました。
内容はわかりやすくイラストもわかりやすいです。解剖学の基礎を学ぶにはよい本です。ページのところどころにアドバイス・スタディーがあり、知識を深めることもできます。このアドバイス・スタディーだけでもちょっとした参考書ができそうなぐらい、多く掲載されています。
リハビリにおける解剖学の基礎をしっかりと勉強した人には必需品です!