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ヒトはなぜことばを使えるか―脳と心のふしぎ 講談社現代新書

山鳥 重
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ヒトはなぜことばを使えるか―脳と心のふしぎ 講談社現代新書の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:講談社
ヒトはなぜことばを使えるか―脳と心のふしぎ 講談社現代新書のカスタマーレビュー

「不思議だなあ」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2004-12-12

ありふれたというより常識の焼き直しでしかない表象論に始まり,失語症のリヒトハイム的な古典的分類,著者の見識にふさわしくないほど単純化された脳のしくみが羅列され,最後にこころとは何かについての私見が述べられる。
これでは,タイトルどおり「脳と心はふしぎだなあ」としか思えまい。第一人者を捉まえて書かせました感たっぷりで,本書の狙いが何なのか掴みかねる,なにもかもが中途半端な一冊。脳研究が常識となんら変わらないこんな程度のものだと思われては,きっと著者自身も本意ではなかろうに。
残念な一冊だった。

「名人芸ここに極まる」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2002-11-04

これぞ山鳥先生の真骨頂!ことばの大脳メカニズムを語らせて山鳥先生以上の人は、きっと世界中を捜してもいないと私は信じる。同じ国に、同時代に生きる研究者は幸せである。本書も「とにかく読んで下さい」とだけ言えば十分。一般の人にはちょっと難しいかもしれないけれど、大学でちょっとかじった程度の知識があれば本書の真価がわかるだろう。教科書を読んでごちゃごちゃになった頭を整理するには絶好の一冊。