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ヒト学入門―栄光と共生のヒューマンゲノム (英潮社カルチャーブックス)

奥平 博一
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ヒト学入門―栄光と共生のヒューマンゲノム (英潮社カルチャーブックス)の詳細
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  • 出版社:英潮社
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ヒト学入門―栄光と共生のヒューマンゲノム (英潮社カルチャーブックス)のカスタマーレビュー

「不思議な後味」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2004-05-05

「自分探し」、よく聞く言葉だと思う。自分は一体どういう人間なのか。自分は何をしたくて、何を求めているのか。なんで生きているのか、等々。悩める現代人は、「自分探し」という言葉をよく口にすると思う。そのような疑問に、精神的な面から様々にアプローチするカウンセラーや、精神科医が今1番稼ぎがいい!なんてニュースも耳にした事がある。その位、現代人は悩んでいる、と。
私はカウンセラーや精神科にかかる程はではないが、それでも自分に対して「?」と思う事が日常でも沢山ある。

自分が何を考えているのか分からなくなったり、自分の思考回路に沢山の疑問を持ったり。年を追う毎に自分の事を振り返る時が多くなるし、若い時の不可解な行動を自分の積んできた経験によってなんとか解決してみようと思ったり…。

丁度、今自分はそんな時期だ。だから、この本を読んで、ちょっと「目から鱗」だった。生き物としての「ヒト」。物質としての「ヒト」。そこから「人間」というものを紐解いてくれる。医学書?もしかして、こ難しい本なのか?と構えて読み始めたが、分かりやすい言葉で「ヒト」のメカニズムを説明してくれている。(それにしても、「ヒト」ってなんて凄いメカニズムを持っているのだろう!)
精神面からアプローチしている本は沢山あるけど、人間の悩みを「ヒト」という物質からアプローチしてくる本は、私に取ってはこれが初めてだった。
読み終わると、自分の体がとても不思議に思えてくる。でも、自分が今までより近くに感じる、不思議でちょっぴりホッとする後味だった。