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精神の幾何学

安永 浩
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精神の幾何学の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:岩波書店
精神の幾何学のカスタマーレビュー

「アンティ・ファントム理論的相場必勝法。」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2008-01-01

結論を言うならば、ダグラスの『ゾーン』を読むより、
安永浩と『ファインマン物理学』を読んだ方が、結局は
勝てるのだ。

中井久夫氏が、日本精神医学史上の金字塔と呼ぶ「ファントム理論」だが、
此れを、引っ繰り返すと、カーティスが言う、トレンド・フォロワー・システムを
扱う時のトレーダーの相場メンタル上の問題、詰まり、「一回毎の勝ち負け、損益に
一喜一憂してしまう」と言う問題を、いとも容易くクリア出来るのだ。

安永が、本書で述べているのは、
「人間は、社会科学的な統計上の単位ではなく、主観的世界に生きる『主体』である。」
と言う事。
この「人間は」を「トレーダーは」に置き換えてみると、この考え方は
其の儘、「相場必敗法」になる。

では、「相場必勝法」は、と言うと、以下の様に為る。
「トレーダーにとって、一回毎のトレードは、単なる『統計上のユニット』に過ぎず、
客観的世界に生きる以上、トレーダーは決して『主体』には為らず、即ち、
トレーダーは、トレーダーとしての『自我』を持たない。」

以上だが、此れが、トンデモ理論だと信じて疑わない市場参加者が
多数ならば、今年も私は、また大儲けである。
「参考にならなかった票」数がどのくらいか、愉しみにしている。

補足。
このレヴューは、新年のお年玉である。
Have a nice trade, people!