「会話形式でよみやすい.脳神経科学への序文.」 おすすめ度:
投稿日:2006-04-25
「脳神経科学を勉強したい.」
しかし
「教科書のような情報の洪水が来ても,とてもじゃないけど覚えられない!!」
と,言う人用の本です.
本文中は夏の学校でのディスカッションの実況中継という形で進んでいきます.
その手の本にしては実際に登場するキャラクターのイラストなどは無く,ストイックな作りになっていますが,ふつうの教科書に比べて圧倒的に読みやすいのは間違いないです.
ちまたには,「図解〜」や「一目でわかる〜」といった,イラスト入りのシリーズが多くありますが,実際しっかり書けているのは少ないというのが私の印象です.
本書にはそれらのようなキャッチーさは有りませんが,実質的にはわかりやすい感じです.
内容としては脳生理学,解剖学,分子生物学というよりかは,認知科学(認知脳神経科学)に寄った内容となっています.
コレをステップにして,脳神経科学の教科書へと進むのがいいかと.
あくまで踏み台ということで.
ちなみに,カナリ関係ないですが,対話形式の本で,私の中のヒット作は野矢茂樹の「論理学」と金子守の「ゲーム理論と蒟蒻問答」ですね〜.
「「脳」を考えよう」 おすすめ度:
投稿日:2000-11-24
この本を読むのに予備知識は全く必要ありません。脳神経科学の入門書ですがこの本の著者は理論物理学者です。かといって内容が易しすぎるという事では無く、異分野の専門科が集まってセミナーをしているという設定で、それぞれのバックグラウンドをもとに脳をその設計(デザイン)を理解する事によって考えていこうという本です。会話形式なのでとても読み易く、また参考文献も詳しいので脳科学への入門書として最適です。