「どうにも面白味に欠けている・・・。」 おすすめ度:
投稿日:2006-03-08
本書は大脳生理学に基づく、客観的な脳理論である。
真面目であるが故に、個人的な主観や見解が少なく、
読み進んで行っても面白みに欠ける。
タイトルは「脳を育てる」だが、脳への刺激が大事である等、
(読書、新しいことへの知的興味心の喚起、習い、考えるなど)
新鮮味の無い主張に終始している。
また、冒頭の日本人は、欧米人に比して議論下手なので、
国際的視野で見ればもっと欧米人に習い論理的な思考や、
生き方を身に付けなければならないとの画一的な脳論理?
もいかがかと思う。
このあたりの論理は、「国家の品格」の著者である藤原正彦氏
の日本人の情緒論の方が余程、新鮮味があり面白い。
(出版年の違いがあるかも知れないが・・・。)
比較して申し訳ないが、同じ脳科学の分野でも、茂木健一郎や、
川島隆太、溝口俊之の著書の方が読み応えがある。
辛口で御免。
「知的美人のすすめ」 おすすめ度:
投稿日:2004-04-01
「頭がいい」すなわち「勉強ができる」、だからオレは別に勉強できなくていいから頭を鍛えなくていいや…。
このような考えから脱却できないあなたは一生後悔することになるだろう。
頭が良い(あるいは良くなろうと努力している)人ほど魅力的な人はいない。しかしそれには多大な努力がつき物である。頭がよくなるかどうかは、日頃の積み重ねである。結局は、現代の日本人に多く見られるような「思考停止」という悪魔の囁きに耐えられるかどうかが分かれ目かもしれない。
本書は、そのような努力を惜しまない人に少なからずヒントを与えてくれる。しかもそこらの自己啓発的な本とは違い、脳科学を踏まえた説明が、この本を良書たらしめている。脳科学自体に興味のある人にも、脳科学には興味はないが、より知的になりたいと思っている人、どちらにとっても非常に参考となることが多く書かれている。若いうちに一度は読んでおくべき類の本のうちの一つ。
ただ5章『男性の脳と女性の脳』は、これ自体では面白いが、内容の主旨からはずれているような気がした。
「すべては脳の違いから」 おすすめ度:
投稿日:2003-09-08
タイトルを見ると専門書か、教育書のようなイメージだが、
脳のしくみから、脳の働き、そして男女の脳の違いに至るまで、
わかりやすく書かれてある。
日本人の「左脳こみあい論」は説得力があり、近年ありがちな右脳
開発もこういうことから成り立っているのだと納得できる。
能力開発などのノウハウ本にあきたら、一度読んでみるといい。
原点に戻って自分や子ども、パートナーの脳を大事に育ていかねばと、
思えるだろう。