「かなり専門的」 おすすめ度:
投稿日:2004-09-19
人間はどのようにして味や香りをキャッチしているのか。味を引き起こす物質は何か。香りへの好悪はどのようにして決まるのか。人間以外の動物の感覚器はどうなっているのか。こうした問題にてきぱきと答えを与えてくれるのが本書。ただし、かなり専門的な話が多く、わかりにくい部分もある。
著者の専門は「神経と感覚の分子生理学」と奥付にある。まさにそのとおりの内容で、嗅覚・味覚の働く機構が丁寧に説明されている。なるほどとは思うが、難解であった。
水を甘く感じさせる物質、苦みのマスキング剤などの記述は興味深かった。