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心と脳の科学 (岩波ジュニア新書)

苧阪 直行
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心と脳の科学 (岩波ジュニア新書)の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:岩波書店
心と脳の科学 (岩波ジュニア新書)のカスタマーレビュー

「読みやすいけど」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2004-09-25

やっぱり物足りないという感じだった。ジュニア新書なので、それは当然。大体、知ってるなーという内容だった。でも、脳に興味を持っている人にとっての入門書としては、いい本だと思う。

一番難しい“意識”については、「21世紀に残された謎」として最終章でちょっとだけ取り上げられている。その章で、ミンスキーのリカーシブな意識を紹介している。自己意識とは、外界をみているA脳と、そのA脳をみているB脳という二つの脳であるというのは、なかなか印象深かった。意識の本質は、そういう“入れ子構造”なのかなーと思った。

「正直言ってものたりない」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2002-07-08

著者はおそらく認知心理学者で、「心=脳」という立場から書かれた「心と脳の科学」についての本。最近、脳科学の入門書を数冊読んだばかりだったせいか、正直言ってものたりなかった。それは本書が中高生向けシリーズの一冊だからなのかもしれないが、「心=脳」と言っておきながら、記憶や感情が脳のどの辺りで処理されているかを示すばかりで、そこで具体的に何が行なわれているかについて何も述べていないせいではないか。認知科学の勃興により、主に哲学の領域であった「意識」に自然科学的アプローチが可能になったことを著者は強調するが、意識について書かれた第六章は、自然科学というよりむしろ哲学に近いように感じた。