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細菌の逆襲―ヒトと細菌の生存競争 (中公新書)

吉川 昌之介
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細菌の逆襲―ヒトと細菌の生存競争 (中公新書)の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:中央公論社
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細菌の逆襲―ヒトと細菌の生存競争 (中公新書)のカスタマーレビュー

「人間は細菌との戦いに勝ち残れるのか」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2007-01-05

ペニシリンの発見によって人間は細菌との戦いに勝利したかに思われましたが,細菌も生き残りをかけて薬剤に対する耐性を持つように進化しました.それ以後,新薬の開発と細菌の進化の戦いが繰り返されています.本書を読んで最も気になったことは,細菌が新薬に対する耐性を獲得するのがあまりにもはやく,製薬会社が新薬開発にかかる投資を回収できなくなってきているという点でした.本書が書かれた時点ではバンコマイシンに耐性を持つ細菌は存在していなかったようですが,現在では既にこれに対する耐性を獲得した細菌も出現しています.人間は,細菌との戦いに勝ち残れるのでしょうか.

本書は上記のようなストーリをベースに,細菌が体内に侵入する過程や耐性を獲得していくメカニズムなどについて解説しています.内容的には,専門用語が多く,かなり難しい本です.ある程度医学に関する知識がないとちょっと辛いものがあります.

「テーマも良く著者の知識もあるのですが・・・」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-05-18

非常に興味深いテーマであり、著者の見識も高いものがあるのですが、素人には読みにくい本です。専門用語が解説もなく使われており、門外漢が理解しようとすると何度も用語を調べなければなりません。中公新書という本の性格上、もう少し素人に配慮した記述になっている必要があるのではと思います。重要なテーマであるだけに実に惜しい。出来れば、言葉の見直しを行って再度出版して頂ければと思います。